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設立趣意書

一般社団法人結婚社会学アカデミー設立趣意書

わが国には、「結婚する自由も権利」も、「結婚しない自由も権利」も、両方保障されています。結婚を強要しているわけではありません。
実際、結婚していない人たちはたくさんいますし、増えています。
わが国の年間婚姻件数は1970年前半の約100万件をピークに減少を続けており、2016年は62万1000件。戦後最低となりました。
自分の人生です。結婚しない自由もあります。他の人に強要されたり、とやかく言われることではありません。
ただ、避けたいのは、「結婚したかったのにできなかった」「若いときは、結婚するつもりはなかったけど、今となったらしておけばよかった」という状況です。
だから、あらかじめよく考えておくことです。
「自らにとっての幸せな人生とは何か?」。
そして、幸せな人生を実現するために、「結婚するかしないか」「どんな人と結婚するか」「子どもがいるかいないか」はとても重要な要素です。
結婚は、幸せな人生を規定する重要な要素の一つであり、多くの人たちが経験することなのですが、誰もそのことを教えてくれません。学ぶ場もありません。誰もが初心者、初体験。
だから結婚したかったのに結婚できなかったり、結婚しても夫婦問題が生じたりします。
結婚したかったら、結婚できなかった人がやってしまったことをしなければよいのです。
パートナー選びに失敗したくなかったら、「失敗した」と思っている人がやってしまったことをしなければよいのです。
ステキな結婚式を挙げたければ、結婚式を後悔している人がやってしまったことをしなければよいのです。
離婚したくなければ、離婚せざるを得なかった人たちと同じ轍を踏まなければよいのです。
セックスレスになりたくなければ、どうしてそういうことになったのかを、人生の先人たちに学んでおけばよいのです。
では、何を学べばよいのか。何をどう考えたらよいのか。何に気をつけたらいいのか。
しかき、そんな大切なことを、学校でも、親からも、社会でも、ほとんど教えてくれません。だから未婚者は、学ぶことも出来ず、考えることもできず、同じ失敗を繰り返し、問題はより深刻になります。
だから『結婚アテンダント』が必要なのです。
結婚アテンダントとは、人生におけるプライベートな側面の助言者です。
具体的には、結婚を希望する未婚者に、幸せな人生について考える機会を提供し、恋愛・結婚等のプライベートな悩みや相談にのり、恋愛・結婚についての意思を引き出し、どうやったら実現できるかを探求し、行動を促し、実施に結果を創り出すことをサポートします。
未婚者の幸せな結婚、幸せな家庭を作る力の習得をサポートします。
自分の思い描く人生を、自分で実現する力の習得をサポートします。
その結果として、晩婚化、非婚化等の社会課題を解決し、幸せな社会の実現を図ります。
フレシキブルに時代のニーズにマッチした新しい結婚の形をも提案してくことができる助言者であること。
「末永く続く幸せな結婚生活を送る夫婦・家族を創る」をコンセプトに、自分磨きや結婚への学びの環境を充実させ、多くの方が人生最高の幸せな結婚を迎えて頂く為に、愛を循環させる教育者でいること。
それが『結婚アテンダント』の使命です。

わたしたちは、その使命を担う人材を育成すべく、“結婚社会学アカデミー”設立を発起する次第です。

平成29年8月1日